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『116記事目:「パルプンテ」ドラクエ呪文(じゅもん)評論■唱えた本人も何が起こるか分からない!摩訶不思議な古代呪文だゾぉぉォ! #ドラクエ・ブログ』
『パルプンテ』
以下、概要である。
戦闘中に使える呪文の一つだ。
効果がランダムに発生し、詠唱者でさえ何が起こるか分からないのである。
※Wizardryの「ハマン」「マハマン」のドラクエ版と言える。
ドラクエ2~7とDQM1・DQM2、イルルカに登場するゾ。
消費MPは、ドラクエ2が15でその他はすべて20である。
HP回復やMP回復といった地味な効果を初め、何も起こらなかったりもするのだ。
流星で敵味方全員のHPが1になったり、「笑う魔人」、
力がみなぎる(味方全員の通常攻撃が必ず会心になる)等が有名だ。
「メタル狩り」の有効な手段が無かった頃には、これを使用する手段もあったのだ。
作品によって発生する効果は異なり、地形や戦闘によっては出ない効果もあるゾ。
習得条件は厳しく、ほぼ最終盤にならないと覚えられない上、消費MPが高く安定性も無いのである。
ドラクエ5では失われた古代呪文となっており、主人公がルラフェンでのイベントにより「ベネット」から
教えてもらうのだ。
仲間モンスターにも習得可能者がいるため、教えてもらうより先に仲間が覚えていた、なんてこともある。
なおドラクエ5では同一ターンに複数人が唱えると、全員同じ効果が出るのだ。
ドラクエ5以降では敵サイドの使用者も登場しており、全員麻痺や混乱、前述の流星といった、
こちらにとってマイナスな効果も多いため、実際は敵に使われるのが怖いケースがある。
属性などが一切無く、守備力無視のダメージ、耐性無視のステータス変化など、双方の戦力を無視して効果が現れるため、
使われると対抗策を取れない点が厄介だ。
ザラキを使う敵よりも、この呪文を使う敵の方を警戒するプレイヤーも多いであろう。
当時、雑誌のドラクエ5紹介でも取り上げられたぐらいなので、インパクトの強さが伺えるぞ。
ただし、敵が使った場合に発動する効果は、味方の発動より種類が限られているのだ。
※敵のみ発動する効果は存在しないのである。
割と有名な呪文だったのだが、ドラクエ8以降では戦闘シーンを含むグラフィックがオール3D化され、
効果を全て表現するとなると容量や処理が大変な事になってしまう為か、削除されてしまったのだ。
ドラゴラム、アストロン、モシャスの削除も同じ理由と思われるのだ。
しかし、3D化した3DS版ドラクエ7ではパルプンテが生き残っているが、
雑魚戦での事故死防止のためかPS版でパルプンテを使う敵が同呪文を唱えないようになったのである。
ドラクエ7の様子を見る限りでは、今後の作品でパルプンテが復活する可能性はあるが、
敵側の使用者はもう現れる可能性は低い。
モンスターズ2ではモシャスと同時に繰り出すと、連携特技の「きょりゅうへんげ」(GB版)、
「まおうへんげ」(PS版)が発動するゾ。
イルルカでは久しぶりに復活のだが、、、、
派手なプラスの効果は少ない割にマイナスになりうる効果が多く、ロマン技として見ても扱いづらいゾ。
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