💛✨ドラクエブログ59章:おすすめBGM 生か死か❢ドラクエ4・ゲームソフト評論■GO!大人気、ロトに続く天空シリーズの第一作目!5つの章から構成されているゾ。戦闘メロディー「生か死か」でテンションが上がりまくりダぁ!今すぐ猛烈にプレイしたいぜ! #馬車 #ドラクエ #アニメ #漫画 #雑記 #ブログ

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『ドラクエ4』
●以下概要、概要である・・・・・!!!!!!
ドラゴンクエストシリーズ第4作であり、ファミコンで発売された最後のドラゴンクエスト作品である。前3作までで、シリーズ開発当初から構想されていた「初心者でも遊べるようにハードルを低くしたコンピュータRPG」という目的は達成した。

本作からはドラゴンクエスト独自のシステムの導入が進んでいくこととなるのだ。本作では、5つの章に分かれたシナリオや、AIによる戦闘システム、5人以上の仲間キャラクターと同時に冒険できる馬車システムが導入されたゾ。主要プレイヤーキャラクターは勇者を含めた導かれし者と呼ばれる8人で、第一章から第四章までは勇者の仲間それぞれの旅立ちが描かれ、第五章は主人公である勇者が他の7人を次々と仲間に導き、人間達を滅ぼそうとする「地獄の帝王」を倒すために冒険をするのだ。

本作は後に「天空シリーズ」の第1弾という位置づけとされたのである。本作で使用されている前作より更に倍の4メガビットというROM容量は当時としては膨大な量であった。「それまでのエニックスのFCソフト(ドラゴンクエスト前3作と『ポートピア連続殺人事件』『ドアドア』)を全部足してもまだ余る」とのアピールが発売前の雑誌広告などで堂々となされていたのである。

これまで1年に1本ずつ出ていたが、本作の発売までには第3作から2年のブランクが存在した。発売後、ゲームブック化や小説化、ドラマCD化が行われたほか、本作の世界設定を基にした外伝的な漫画作品も登場したのである。また、本作の発売と同時期に『ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場』が始まり、ここで多くの漫画家によって創作された二次的なキャラクター造形は、後のリメイク版にも影響を与えたのだった。

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本作の登場人物「トルネコ」を主人公としたドラゴンクエストシリーズ初のスピンオフ作品として『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』が発売され、後にシリーズ化されているゾ。

■全5章のストーリーについて
シナリオは全5章のオムニバス形式で、各章はストーリーとしては独立しているが、ゲームは章番号どおりの順序で進行するゾ。章ごとにプレイヤーが操作するキャラクターが変わり、レベルも1からのスタートとなってしまう。

ゲームを最初から始める際にはプレイヤーの分身である主人公(勇者)の名前と性別を決定するが、勇者が登場するのは第五章である。第五章では第一章から第四章までの主役たちが、勇者とともに戦う仲間として登場するのだ。第四章までの各章終了時のキャラクターのステータスやアイテムは第五章に継承されるが、所持金や一部の重要アイテムは第五章に継承されないのである。

章ごとに異なるフィールドBGMが用意されている。第五章で導かれし者たち8人集結後は、先頭に立つキャラクターに合わせて変更されるのだ。また第四章の戦闘のみ他の章と異なり、章開始時直後のシーンで流れるジプシー音楽調のBGMが使用されているゾ。第一章ではプレイヤーキャラクターは1人、第二章からはメンバー3人でのパーティープレイとなるなど、本作からRPGを始めた人でも段階を踏んで馴染みやすい構成になっているのだ。

第一章から第四章までは導かれし者たちが母国から旅立つまでの話であるため、行動範囲は一部の地域に限られている。 世界全体を探索できるようになるは第五章になってからである。これまでは『ドラゴンクエスト』『II』『III』と進むにつれマップ(フィールド・城・町・村・ダンジョンなど)が拡大されてきた。しかしこれ以上は単にマップを拡大しても、プレイヤーに負荷がかかり遊びやすさが低下するため、第一章から第四章まで登場したマップの約半分を、第五章でも使うという、新しい方法が導入されたのである。

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各章で同マップを使うことにより、異なる複数のシナリオの情報を組み込めるため、データをコンパクトにまとめることができる。この手法はその後のシリーズにおいても、時間軸や別世界などさまざまな要素を変えて使われ続けているのだ。

■移動画面について
移動画面でのコマンドは、前作の6つに加えて、扉を開く「とびら」コマンドが再登場、後述のAI戦闘の作戦や隊列の変更などを行う「さくせん」コマンドが新登場し、計8つとなっているゾ。本作からは鍵のかかっていない扉が登場し、それらは鍵を持っていなくても「とびら」コマンドで開くことができるのだ。 鍵のかかっている扉は、パーティーメンバーの誰かがそれを開けることのできる鍵を持っていれば「とびら」コマンドで開くことができる仕様になっている。

第四章においては「とびら」コマンドを使うことでパーティーメンバーがこじ開ける扉もある。また本作では、宝箱や地面のほか、民家などにあるタンスの引き出しや壷を調べるとアイテムが手に入ることがあり、このシステムは後のシリーズ作品にも受け継がれていったのだ。セーブ(または復活の呪文の記録)および次のレベルまで必要な経験値の情報の取得は、前作までは王様や老人などに会うことによって行っていたが、本作からは教会でそれらを行うシステムとなったゾ(「おいのりをする」でセーブ、「おつげをきく」で次レベルまでの経験値の表示という形だ)。

開発当初は前作までと同様、王様に会うことでセーブが行われるシステムであったが、王様は城の奥にいるため町や城の入口から遠く離れており会うための移動が面倒であることや、王様本来の台詞が書けないといった理由により、教会でセーブするシステムに改められたという事らしい。

ドラクエ4より、フィールドの世界地図を見ることができるシステムが初めて登場した。本作では宝の地図というアイテムを使用することによって地図を閲覧するのだ。これは本来はあるアイテムの所在地を示すためのものだが、現在パーティーが世界のどこにいるかを示す機能を兼ね備えているゾ。前作のドラクエ3と同様、フィールドマップを歩き続けることにより、昼と夜が切り替わるシステムが採用されている。

■乗り物について
船乗り込むことによって水上を移動するゾ。本作以降では、船に乗ったまま出入りする町や洞窟などが登場するのだ。船内を移動できるイベントもあり、船出してしまうと二度と手に入らないアイテムもあるゾ。

気球乗り込むことによって世界上空を飛行するのだ。前作の不死鳥ラーミアと同性能で、どのような地形でも上空を飛び越えることができるゾ。歩ける地形であれば岩山や沼地、海上以外なら離着陸が可能なのである。 ただしゴットサイドの島のマップは離着陸地点が定められているゾ。上記の乗り物は2つともルーラの呪文で主人公たちと一緒に移動させることができ、また馬車(後述)ごと乗り込むことができるのだ。

・馬車について・・・
馬車を手に入れることにより、パーティーを最大10人にまで増やすことが可能となったゾ。その中の1人から4人までを馬車の外に出すことができ、残りのメンバーは馬車の中で待機することとなるのだ。戦闘には馬車の外にいるメンバーのみが関わり、馬車の中にいるキャラクターは敵からのダメージや悪影響を受けることがないのである。

戦闘終了後は馬車の中にいるメンバーにも経験値が与えられるのだ。外に出て戦っていたメンバーが全滅した場合、自動的に中のメンバーと入れ替わる仕様になっている。馬車があるときは、移動中・戦闘中に関わらずメンバーの入れ替えができるゾ。フィールド上や入口の広い洞窟の中では自由に入れ替えが可能であるが、それ以外のダンジョンや町・城・ほこらには馬車が入れないため入れ替えできないのだ。

ただし町・城・ほこらや一部ダンジョンでは馬車の中にいるメンバーのアイテムや呪文を使うことは可能であり戦闘後には馬車の中のメンバーも経験値を得ることが可能だ。馬車が切り離された状態で施設内の旅の扉を使用したり、ダンジョン奥の別の出口から出るなどして離れた場所へ移動した場合は、馬車は入口で待機し続けることになるのである。

この場合は、ルーラやキメラの翼で移動するか、または終盤で入手できるアイテムを使うことで馬車を呼び寄せることができるゾ。これまで5人以上のパーティーが避けられてきた理由の一つに、FCのスプライト最大同時表示数の課題があったが、馬車の外のメンバーを最大4人にすることによってチラツキを極力防ぎ、合計で最大10人におよぶ多人数パーティーを実現させたのだった。


■戦闘について
ドラゴンクエストシリーズで初めて、ゲームプログラムに搭載されたAI(人工知能)でコマンドを入力して戦闘するキャラクターが登場したゾ。ただし、第一章から第四章までは、一部のサブキャラクター(後述)のコマンド入力にのみAIが使用されており、従来どおり手動でのコマンド入力でキャラクターの行動を指示するマニュアル戦闘になっている。

第五章では、この特徴を全面に押し出したAI戦闘が採用されたゾ。また第五章では、戦闘中にも馬車の中のメンバーとの入れ替えを行うことができるが、本作ではコマンド入力後、ターンの途中で実際の入れ替えが行われ、また1ターンに1人しか入れ替えられないのだ。後のシリーズ作品やリメイク版では、ターン開始前に入れ替えが可能となるとともに、複数人数を同時に入れ替える「そうがえ」コマンドが追加されているのである。

合体スライムやメラゴーストなどの一部のモンスターに限ってアニメーションで動きを見せるようになり、またモシャスの呪文で味方パーティーのキャラクターの能力をコピーするモンスターが登場するなど、敵の行動のバリエーションも増加したのである。

前作までと同様、戦闘中に呪文を使うと画面が点滅するが、メラ系は赤色、ヒャド系は青色、ギラ・イオ系は黄色、ザキ系は紫色、メガンテは黄緑色に点滅するようになったゾ。
※戦闘中に同等の効果を持つ武器を使用しても同様である。銀のタロットだけはミネアが使った場合に限り様々な色に変化するのだ。それ以外は前作と同様白色となっている。

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